鉄瓶と直火とIH200v

南部鉄器、鉄瓶はIH使えますか?
という質問はよくあります。
以前、販売元さんに確認したところ、IHと鉄瓶は相性が良い!というご返答でした。
直火もいいですが、IHは熱伝導にムラが少ないので、鉄にとってはダメージが少ない。ということでした。

最近、それとは別に、IHについてのご質問をいただきました。

IH200vでも使用可能ですか?

IHに100vとか200vとかあるんだ!!!
と、普段IHを使わない私にとっては、まずそこから・・・でしたが、どうやら火力が違うようです。イメージとしては『IH200v = ガス火の強火』ってところでしょうか。

そこでもう一度、質問に戻ります。
IH200vでも使用可能ですか?

もちろん、使用OKです。
IHではないですが、私は毎日ガスの強火で鉄瓶でお湯沸かしています。
時には、強火でガンガン沸かしています。
やっぱり強火で沸かすと単純に早くお湯が沸くんですよね。
ティファールに負けず劣らずくらいな感じがします(ちゃんと調べてません!)。

ただし、という注釈付ですが、
これは直火の場合も同じなのですが、空焚きは絶対にしないでください!
鉄瓶は無敵ではなく、やっぱりモノですのでダメージはあります。
鉄瓶自体の凹凸などもあり、熱伝導が均一であると言っても、中に水が入ってない状態で熱が加わり続けると、かなりの温度上昇もしてしまいます。(お湯が入っていることで、100度付近に保たれます。)そのため、空焚きで熱が加わり続けると、鉄に亀裂が入ってしまったりと、変化してしまうことがあるそうです。

鉄に亀裂が入るくらいであれば、火傷の危険もありますし、鉄瓶も使えなくなったり、絶対に避けてほしいところです。

しかし、私はお湯を沸かしているのを忘れて、席を外してしまい、空焚きしていた!

という失敗をしたことがあります。


幸い?ちょっと焦げ臭い?香りがしたことで気が付いたときは、ちょうど残りの水が蒸発したくらいの時でした・・・
それでもかなりヒヤリとしました。

なるべくたっぷりのお湯を沸かして、お湯が沸くまでは、キッチンから離れないようにしたり、
ストーブなどでお湯を沸かすときも、差し水して、空焚きしないように注意してください!

IHでは、空焚きし続ける状態があるのか?
温度で自動的にストップがかかったりするのか?

IH調理器のことは全然詳しくないのですが、
正しい使い方を把握して、安全に使ってください!

それだけ注意できていれば、毎日の鉄分補給とおいしいお茶が楽しめるので、とってもおすすめの鉄瓶です。