農家さんのお手伝いに行ってきた

今回はさいえの商品とは関係ないお話ですが、
『メイドインジャパン』をテーマにしているさいえとしては、食文化におけるメイドインジャパンも気になる、ということで、先日米農家さんのお手伝いに行ってきた感想とか見てきたことを(素人目線ですが…)紹介します^^

今回はお一人で米農家さんを営まれている「若づる」さんを訪問しました!
お一人でされている農家さん、もしくは家族で、とか、農家さんと言っても案外少人数で作業されているのかもしれない?と感じました。近所の農家さんとも協力して?など。
今回はお一人でされるには少々大変な「土運び」「田んぼの溝掃除」をお手伝いしました。
私たちは7人という大所帯で、大阪からお手伝いに出かけましたが、7人がかりでは確かに時間としては早く終わりましたが、やっぱり体力的にはしんどい作業でした・・・スコップで土をトラックに積んで移動したり、田んぼの溝は草刈り、途中、セリとノビルという野草を摘みながら(後で食べる!)、泥をスコップなどで脇に上げていきます。
『百姓』といいますが、本当にいろ~~んな作業が待ち構えていて、段取りとか計画とかタイミングを見たり、天気を見たり、体力を考えたり、一日として同じ作業はないのかも?なんて思ったりしました。そんな細やかなお仕事の上に、私たちの食が支えられているのかと思うと…胸が熱くなりますね!!
そして、メイドインジャパン好きの私としては、「さすが日本の食は食材作りからレベルが違うわ!」なんて感慨深く思っていました。実際は、海外の農家さんのことはほとんど知らないので、レベル云々ではないのですが、食へのこだわりは調理だけでなく食材の段階でも、常に試行錯誤されていることは確かだ、と感じていました。

無農薬でお米を作られている農家さんだから?わかりませんが、田んぼ(水はまだありませんが)のあぜ道に生えている野草がなんともかわいらしい。素直な感じがしました^^
昨年から知り合いを頼りに農家さんのお手伝いもごくたまに行くようになって、日本の畑、田んぼは本当にきれいに掃除されているなーと感じます。大阪のごちゃごちゃした街並みを普段見ているせいか、畑の畝がきれいに整頓されていたり、野草は生えていても、ごみは落ちていない、他の動物や生き物も一緒に生きているような雰囲気がとても美しく感じます。そんな美しい景色の中で生まれる食材がおいしくないわけないわ!と、直感的に思います。
私がお手伝いに行く農家さんは無農薬とか安全な食にこだわりを持って、お仕事されていたのでなおさらで、畑を見ただけでなんだかもう「おいしい」という気持ちになってきます^^

そして、ごほうびにいただいたのが大きな釜でたかれた無農薬のごはん!
こんな輝かしいごはんありますか!
日本昔話では、たいていみんなにぎりめしをおいしそうに食べますが、まさに、「このごはんはあのごはんだ!」と思いました。「こんなにきれいに炊けるもんなん!?」思わず出た言葉でした。ありがたきごはん!ごはんだいすきです^^

そして、農家さんにはやることがたくさんあります。
いつまでも物見遊山な(ちょっとはお手伝いするけど^^)私たちがいては邪魔です^^
さっさとこれまた大好きな道の駅に移動して、下の方までぎっしりと詰まったソフトクリームミックスを食べて今回のお出かけは終了です。
たくさんのセリを車に積んで、この日の夜はすぐに取れたてのセリでセリ鍋にしました。
めちゃくちゃおいしい!素朴だけど、体に優しく滋養強壮になる感じのお味でした。

メイドインジャパンの食は、少しは価格が高いかもしれませんが、安全でおいしいものは無駄なく適正な量食べていけばまかなえるのでは?そう願っています。自給自足できるのでは?これも、願いではありますが、生産者さんの日々の努力や続けてくださっていることを知って、私もありがたくいただきたいな!と思いました。
こうして訪問するだけで、価格にも納得できたり、無農薬であることへ努力してくださることは、食べる人の健康を考えてくださっていたりもするので、ほんのわずかですが、理解が進んでよかった!って思いました。

またお手伝いに行きたい。
またあのごはん食べたい^^
また道の駅で衝動買いしたい^^

そんな思いをはせて、また次回もきっとありますように!