甲斐幸太郎さんの作業風景

2022年6月9日 2022年6月14日

木工作家の甲斐幸太郎さん、
いつもお世話になっているのですが、作業風景を少しですが見たのは、なんと今回が初めてです！
短い動画ですが、こんな風に小さなアイテムも一つずつ丁寧に制作していただいています。

作業風景 pic.twitter.com/OC4jorvRSk
— さいえ店主器とキッチン雑貨の店 (@cayest_) June 9, 2022

一つ一つの模様入れ。
なくてもいいと言えばそうかもしれませんが、こうして心を込めて制作していただいています。
動画には音声を付けていませんが、サクサクッと木が削られる音も気持ちよいものでした。
この一つ一つのライン、きちんと揃っていて機械で作ったのかと思うほど。ですが、こういうささやかな装飾の細部に作家さんのセンスが見えてきます。（比べなければなかなかわかりづらいと思いますが）
私なりには、このような細部の個性みたいなのを工芸を見るときのポイントにしていたりします。
同じようなラインでも「かっこいい」ものや、「かわいい」ものがあると思っています。
甲斐さんのラインは、「かっこいい」「美しい」ですかね笑。個人的な感想です。

一つ一つの佇まいに個性が出ていて、何気なく置かれる様子もかっこよく締まって見えます。

そして、今回も追加納品になっています。カトラリーレスト。
今回の木目はこんな感じ。
上から、水目桜、ウォルナット、ホワイトオークです。

木目も当初はもっと細く細かかったように思いますが、少しずつ調整されて、今は均一でしっかりとしたラインですね。あまりにそろっていて、機械で作られている？と錯覚する方もおられるかもしれませんね。