ひさびさの買い付け-丹波

ひさびさに買い付けに行きました!

2022.0505 やっと自由に動き回れる雰囲気になった今年のGW。
みなさんもGWはお出かけしましたか?
ワタクシも今年は数年ぶりに丹波の陶器祭りへ行ってまいりました。丹波の丹久窯さんの焼き締めを始めて仕入れてから数年、なかなかお会いする機会も少ないままコロナ期間に突入していましたが、今回は少ないながらも買い付けもさせていただきました。

コロナ前と変わらず、日本の美しい里山のまんまだった

丹波に着いたら、ずっと前2016年とか2017年くらいに比べると人手は少なかったのですが、(おかげでゆっくり見れた)丹波の景色はいつにも増してきれいに感じました。陶器だけじゃなくて、景色にも見とれるくらいのゆったりした雰囲気だったのかもしれませんね。

丹久窯さんの器、少し増える予定(ほんの少し)

少し予定を詰め込んでいたので、やや駆け足で丹久窯さんへ。
丹久窯さんは丹波焼で訪問できる窯元さんの中でも一番南寄りの場所に位置していて、より一層のんびりした雰囲気でした。陶器を見ると、あれもこれも欲しくなるのですが、今回もさいえに合ったものをほんの少しですが選ばせてもらいました。
窯元の大西さんはいつも丁寧に器のことを教えてくださって、陶器ができていく工程のお話を聞いているとなんだかワクワクするんですよね。

丹久窯さんの器、練りこみ

↑の写真のような練り込みのカップをさいえのニューアイテムとして販売したいと思います。
写真のものとは少し違いがありますが、また紹介します。
大西さんが「手が自然に動いた」と言っていたのが、印象に残りました。
職人さんがふと力を抜いて作った形はとてもリラックスした雰囲気で、かわいい形でカップにピッタリな気がしました。お楽しみに~

手が作る形。流行りとかではなく、かわいい。

写真に撮っていませんが、小皿やヒラメの箸置きも登場します。
それらもまた紹介します。今のところ、5月の末から6月初めにかけての販売となる予定です。お楽しみに~。

丹久窯さんの器、そして、丹波の今回は特に南側の窯元さんの器を久しぶりにたくさん拝見して思ったことは、流行りの色形もあるけれど、窯元さんの昔ら作ってきたものや、手が動いたもの、好きなものなどなど、少し原点に戻っているような素朴な雰囲気をたくさん感じました。
それらが丹波焼らしい雰囲気のように思いました。
流行りもいいけど、そういうのはいっぱいあるし、丹波には丹波らしいモノづくりでいい。というような感じを受けていました。もちろん、商売とかそういう論点になると、厳しい現実であったり、金額、となると、やりがいとの兼ね合いが難しいこともあると思います。

実際私も、仕入れをして、「いっぱい仕入れた!」と感じて満足していたのに、いざ、金額を見ると「あれ、少額だな・・・」となったりして、お金とモノの関係はほんとに必ずしも一致していません。

少しずつでも、いいや

そうやって、金額を見るとそれは明らかな現実であるのですが、私が丹波へ行って少しですが聞いた話や、器をいろいろ見て思ったことはお金だけではなかなかまとめきれないものでもあるので、あまりお金だけの結果にとらわれずに、少しずつでも、さいえが気に入った器を、みなさまに紹介し続けてみよう。と思います。
他にたくさんオンラインショップもありますが、さいえはさいえなりに、少しずつでもやってみよう、と思っています。

丹波焼のおまつり

今年は暑さも強すぎず、心地よい気候に恵まれました。
帰りは足取り軽く、楽しい丹波の散歩道を楽しみました。

私は車の運転が・・・アレなので。レンタサイクルもやっているみたいなので、次回は北側と南側、両方制覇したいな~と思います。
いろんな陶器まつりが全国各地でやっていますが、自分の好みの器が多く置いている陶器まつりを探して、毎年行ってみる、というのも面白いかもしれませんね。私は素朴な、民芸品みたいな器が好きなんだなーと今回行って、やっぱりそうなんだわ。と思いました。そして、何度も行っているうちに、全然買わなくても、眺めにいって、みなさんの表情を見に行くものなかなか良いのでは。なんて、(売れた方がいいに決まってますが・・・)思ったりしました。
みなさんもぜひ行ってみてくださいね^^