福田屋のお菓子Xさいえの器 2018-11月


福田屋のお菓子Xさいえの器 2018-11月


11月の和菓子はぐっと秋が深まっていきます。
ハロウィーンからの紅葉に柿に深い橙色を見かける季節です。
お菓子と季節についての解説です。

もみじの名所竜田と竜田揚げ

お菓子のタイトル「竜田」は百人一首にも読まれる紅葉の名所「竜田川」
奈良県北西部を流れる川のこと。
和菓子の福田さんと話していて、
「竜田って言うと、竜田揚げしか知らんかった~」と言っていると、
どうやら「竜田揚げ」の由来はもみじの美しい竜田川の色を唐揚げに見立てた
ところからの名前らしいです。
なんと!

今では竜田揚げの方がすっかり庶民に知られる言葉かもしれませんが、
実はもみじの風景と色だったんですね。

木練柿 コネリガキ

枝になったまま熟す柿のことを、木練柿(こねりがき)と言うそうです。
これも初めて聞く言葉。
私の実家には柿の木があるので、柿取りは秋の恒例行事ですが、
柿はほぼ一つ残らずとってしまいます。

器は漆の銘々皿で、ノミ目が木の表面のようで、まさに木練柿。

ちなみにこちらの上生菓子には柿は使われていません。
でも、色を見るだけで不思議と柿の味が口の中にじゅわ~となります。

こたつ開きに 亥の子餅

亥の子餅をググってみると、たくさんの情報が出てきます。
亥の子餅も今回初めて知った言葉でありますが、日本の行事の一つのようです。
江戸時代には、こたつ開きやお茶の炉開きがこの日に当てられたそうです。
源氏物語にも亥の子餅は出てくるそうで、亥の子餅を食べて平安時代とつながることが
できると思うと、和菓子っておもしろいな~って思います。

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