『和について』和風を見直したい 再発見したい


和風を再発見する『和について』のブログコーナー始めます


さいえオープン当時のコンセプトとして、
「和のような 洋のような」というフレーズを時々使っていました。

松屋町時代のお店の様子
「和のような 洋のような」っぽい風景ではあります。

そこから何年も経ち、器や商品に触れていくうちにいろいろな疑問が湧き出てきました。

・「和のような 洋のような」って、そもそも「和」って?「洋」って、何?
・なんで和食器は5つセットで洋食器は6つセットなの?
・伝統工芸にたくさんいいものがあるのはなぜ?
・それなのに、外国製品に人気があるのはなぜ?
・和食器はなぜこんなにもいろんな形があるの?
・和食器はなぜこんなにもいろんな名前があるの?
・例えば、100均の食器と作家の器、明確に違いを言うとすれば何?
などなど・・・

いろいろな疑問が沸いて、そもそものコンセプトに対しても疑うようになりました。
『「和のような 洋のような」「和洋問わず」という言葉は、
ありそうだけど、結局よくわからないものとしてボヤっと表現しているぞ。』
いろいろな疑問も含めて、一度掘り下げて考えてみよう!
ということで、オンラインショップとブログがそれぞれ独立したこともあり、
新しいブログコーナーで勉強したことを紹介したいと思います。

『和について』

疑問については勉強しながら、まとめていきます。
まずは、さいえのコンセプトだったフレーズから掘り下げてみたいと思います。


さいえの「和のような 洋のような」とはどんなものを指していたのか?


さいえはデパートなどでは「和食器」に分類される「陶器」の食器をメインに販売しています。
他の素材-木工・鉄器なども「日本製」のものだけを販売しているので、
「和」のテイストから大きく外れることはありません。
さいえのターゲットとなる「30~40代 家でお料理をする女性」は、
おそらく多くの方がテーブルと椅子で食事をしていると思いますし、特別日常では、
和服を着たりするわけでもなく、たくさんの海外ブランドの物に囲まれていることでしょう。

和食器でパスタを食べるかもしれないし、
陶器のカップでコーヒーを飲んだり、
もちろんお寿司も好きだったり、
ソファで日本酒を飲んだり。

和に徹底しているわけではない。
和と洋のミックススタイルが、かっこいいとも思っていたので、
「和のような 洋のような」と言っていました。

でも、もう少し詳しく考えてみると、
「私って和について何を知っているのかな?」
「洋だって、決して詳しくないのでは?」
と思い始めます。

特に今年から、毎月和菓子屋さんの福田屋さんにいろいろな季節の歳時記を
教えてもらうごとに、
「あ~なんて私は日本のこと何も知らないんだ~」とうなだれてしまいます。
もちろん当たり前に染み込み過ぎて、なんの疑いも持たないものもたくさんあるのですが。


福田屋のお菓子Xさいえの器 コラボ企画のブログ

「洋」についても、洋食のテーブルセットを家でしたことがないですし、
オーソドックスな「洋」の文化さえ知らないかも?という感じです。

とにかく、知らないこと・曖昧なこと尽くしではあるものの、
「和の器や工芸を使う生活スタイル」に対しての美しさを感じ、作っていきたい。
ということがコンセプトでありました。


「和」の美しさを見直したい 再発見したい


加藤ゑみ子さんの「和のルール」という本にとても素敵な一文を見つけました。

いま、和に興味をもつ多くの人は、「和」の美しさを見直したてみたいと思っています。
それは、「和」に対するノスタルジーからではなく、
また洋への憧れに終止符を打ったわけでもありません。
自然を大切に地球に優しくと異口同音にいわれ出して久しいものの、
そのよい回答はいまだ見つかっていないなかで、和の美に感じる自然の優しさと
温もりに、探している答えがあるのではないかという期待があるからです。

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