福田屋のお菓子Xさいえの器 2018-9月


福田屋のお菓子Xさいえの器 2018-9月


猛烈な暑さから逃げるように秋を迎えようと渋めなコーディネートになった9月。
暑さよ少し遠ざかれー!と願っていると、台風21号が大暴れしました・・・
台風が通り抜けるまではおそらく4~5時間くらい?かと思いますが、
夜になって街を歩くと、あちこちに台風のダメージを受けていて、
こんな大阪の景色を見るのは初めてで、衝撃を受けました。

そして、自然の脅威は息つく暇もなく、北海道地震が起こっていました。
災害が起きた中、少しでもできることをやる。
一刻も早い復旧を願うばかりです。

さて、今月の和菓子です。

9月は「月うさぎ」「主草」「松茸」
いよいよ夏が終わって秋のモチーフが並びました。
どれも大好きな日本の風物詩です。
イメージを膨らませながら、一つ一つ見てみましょう。

お菓子は、美章園の福田屋さん
大阪市阿倍野区の美章園駅のすぐ近くにある和菓子屋さん
福田屋-facebookページ


2018年9月24日(祝) 十五夜のお月見「月うさぎ」


月でウサギがお餅つきをしているんだよ。と、
母や兄弟と見えた見えないで騒いだ秋のはじまり。
きれいな月は吸い込まれるような美しさで、大人になっても本当に見惚れます。
そんな気持ちを思い出す月うさぎの上生菓子。

うさぎのお尻は、黄色に光っています。
かわいいですね。

2018年 十五夜 お月見は、
9月24日(月・祝)秋分の日 振替休日
です。

福田屋の福田さんによると、十月にはお月見・十六夜もあるそうです。
また来月もお楽しみに。

 


9月9日は重陽の節句(菊の節句) 主草(おもくさ)は菊の別の呼び名


9月9日は重陽の節句です。
五節句の一つで、「菊の節句」とも言われます。
一番大きな数字の9が重なるパワーの強い節句。
不老長寿や繁栄を願う、一年を締めくくる節句です。

「主草」とは菊の別名ですが、主な草と書いて、日本を代表しているようですよね。
この時期和菓子屋さんでは菊の上生菓子や菊のモチーフが多く使われていて、
いろいろな菊のデザインを見られるのも面白いです。

焼き物の模様でよく使われる「トクサ」に模様が似ているなーと思ったら、
「砥草」という植物も実際にあり、語源を調べると、焼き物の「トクサ」は
植物の「木賊」「砥草」(両方トクサと読む)をモチーフとしていました。
「木賊」という漢字がなかなか「トクサ」と読めないので、「十草」と書いて、
焼き物用語として使われています。

焼き物の十草。青い呉須でラインが書かれているものも多い、シンプルなデザインです。

器を販売していると、「十草」模様ってとても人気で不思議でしたが、
毎日の風景に実際の「木賊」を見ることはなくても、モチーフで十草を選ぶ感覚が日本人だな、と
しみじみ感動してしまいました。


木賊
めちゃくちゃ渋い和風の植物で、子供の頃は見向きもしてなかった木賊。
大人になってあらためて見ると、なかなかかわいいわね笑
なーんて思えました。


秋の味覚 松茸


焼き目の香ばしさが魅力の松茸
目で見るだけで、松茸とすだちのいい香りをふわ~と思い出します。

お味は上用まんじゅう
手土産にしたいですね。

子供の頃、秋になると松茸が安いときは、
両親がたくさん買って来てくれたので、たくさん食べていました。
安いと言っても松茸です。今思うと、きのこにそんなお金よくだせるなーなんて思ってしまいますが、、、
ですが、そのおかげで、私も松茸の香りをすぐに思い出せます。

日本の風物詩・歳時記は日常のありふれた景色がモチーフになっていますが、
災害が起こると、こういう毎日の小さな出来事の一つ一つが大切だと感じます。
無事であること、季節を楽しめることがいいことなんだな、と身をもって感じます。

大阪の街の方はと言いますと、かなりのダメージにも関わらず、
どんどん皆さんのおかげできれいになり、徐々に復旧し(一部は前よりきれいになり笑)、
ほんと、すごいなー、感謝の気持ちでいっぱいです。)
災害については、今後も油断せず、対策してできることをしたいと思いました。

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今回は写真をクリックすると、器の販売ページにリンクするようにしましたので、
気になる器はぜひチェックしてみてください。

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