さいえの考える ”Made in Japan”

made in japan をコンセプトに置くお店や、はたまたテレビ番組など、
「メイドインジャパン」は目にする機会の多いキーワード。

さいえのコンセプトでもあります。

MADE IN JAPAN と言ってもイメージすることなどは人それぞれ違うので、
さいえの考えるMADE IN JAPAN をもう一度まとめてみることにします。

さいえ店主の「MADE IN JAPAN」歴とでも言いましょうか、この文字に触れている歴は長いです。
父の仕事は貿易、とりわけ輸出を専門にした仕事をしていたため、私は幼いころから「MADE IN JAPAN」という文字をよく見かけたり、耳にしていました。父は「日本製」を輸出していたわけです。さらには、日本製というマークを付けてね!と、海外のバイヤーからの依頼もあり、もともと日本の国内販売では「日本製」表記をせずとも日本製が当たり前なので、わざわざ表記のないものにシールを貼ったりしていました。
その余ったシールをもらって、さいえ店主は「MADE IN JAPAN」シールをあちこちに貼るという遊びをしていた、生粋の?「MADE IN JAPAN」好きであります。
ということは余談ですが、「MADE IN JAPAN」という言葉が海外に向けたもので、その価値が高く認められているんだ、というようなことが肌感覚でありました。

ものが十分ある時代でも、日本のものづくりへの尊敬というか、すばらしさとか、かっこ良さみたいなことを「MADE IN JAPAN」という括りで日本国内でも紹介したいな、ということはお店をするずいぶん前から思っていました。
時に、海外のデザインやアイデアに比べたらダサいとか、突然大量に作り出すとかいろいろものの歴史はあると思いますが、それらも含めて日本のもの歴史はなかなか面白い局面が多いです。

さいえで取り扱うものは「大量生産品」のものではなく、なるべく「一品制作」「受注生産品」を中心にしています。
たとえ「量産」であっても、人の手がくわわり、技術があるものに日本のものづくりのこだわりが感じられるのでは?と思っています。
大量生産でも、「MADE IN JAPAN」はなかなかのすばらしさを発揮していると思いますが、「大量生産」の部分で勝負すると海外のものには圧倒的に価格に違いがあったりして、良さがかすみます。
「一品制作」「受注生産品」といったものは見た目はシンプルでも、とても高い技術であったり、当たり前のようにされているひと手間ふた手間があったり、実は複雑なものであったりすると思います。遊び心やあたたかみ、季節感などなどの細やかで複雑なおもしろいものを扱いたいと思ってさいえの商品はセレクトしています。

(と言いつつ、気に入ったものを単純にセレクトしていたりもしていますが・・・)

2016年は建築設計室morizo-の「器プロジェクト」和室でのコラボイベント、
2017年は父の協力のもと、畳の輸出(個人販売)にも関わらせていただきました。
2018年も「MADE IN JAPAN」を基本に輸出についても、かなりくすぶっていますが、今年こそ小さな輸出であっても対応できるよう準備していきたいと考えています。

輸出目線に傾いているさいえですが、もしかすると根底の部分に戻ってきたのかもしれません。
そして、インターネットがそれぞれの暮らしにバリエーションを与えている今こそ、一品生産や受注生産の小回りの良さで、さらに魅力あるものが日本から発信されるとおもしろいだろうなぁと思います。
たくさんの素晴らしきショップがある中、さいえはこれからも「MADE IN JAPAN」を掘り下げてみたいと思っています。
もちろん国内のお客様には「安心の日本製」も持ちつつ、「けっこうかっこいい日本製」とかもアプローチしたいところです。

ちなみに、
サブタイトル的に使っているmade in japan kitchenwareというフレーズ、
「日本製」を表す英語表記としては大文字が、さいえの扱っている器などはtablewareが正しいのですが、
さいえとしては字面と音の響きを優先して
「made in japan kitchenware さいえ」
というように使わせていただいています。