木工うつわの予備知識いろいろ

こんにちは。

さいえでもいろいろと木製プレートが登場しているので、
取り扱い説明とは別に、作家の甲斐幸太郎さんに教えていただいた木の特徴について、
まとめてみたいと思います。

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※このページは、予告なしに加筆していく予定です。

木の産地―特徴

甲斐さんによると、木は木の性質によって使われ方はいろいろあるそうですが、
食器だから、この木でないといけない。というようなルールはないそうです。
でも、木の性質に合ったものが自然と選ばれてくるのかな・・・と思います。

さいえで人気の商品、木製プレートのレッドオーク/ホワイトオーク/ウォルナット(くるみ) 、
は主に北米産。

オークは日本語で言うと、ナラ。
丈夫さ、固さ(重さもあるけれど)があって、高級家具に使われたり、
床にも使われたり、ウィスキーの酒樽にも使われる材です。

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さいえでは、この長方形のプレートは、タモから、写真のホワイトオークになり、
重くなってしまいましたが、丈夫さが加わって、トレイとして、しっかりしたものになりました。

茶さじやお盆などには国産、桜、タモ、トチ、ケヤキが使われています。

これらは、それぞれ木目や色や固さなどもいろいろです。

木が反る―仕組み

お盆やプレート。さいえの取り扱っている木製食器は、ほぼオイル仕上げとなっています。
漆と違って、木目や木の色をそのまま残した自然の木そのままのような風合いが持ち味です。

 

ですが、オイル仕上げは木の表面がオイルコーティングしかない分、繊細です。
木が反る原因として、

・木目
・乾燥

があります。
木は当たり前ですが、丸いものをカットして木材として使います。
中心から年輪が何重にも円が重なってできています、定規できっちり引いた線と違って、
プレートの裏と表でも、年輪の木目に差ができています。

そこで表と裏とで乾燥の度合いが違うと、乾いた方の表面が縮んで引っ張り、
木が反ってしまうのだそうです。
十分乾燥させられた木材でも、その場の環境で反ることはよくあることだそうです。

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このような真っすぐな木目は正目、と言って、反りが出にくい木目だそうです。

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でも、木目というと、こんな感じで独創的な感じが魅力でもあります。

今のところ、

甲斐幸太郎さんのプレート、お盆で反ったことはないのですが、
甲斐さんによると、とある売り場では、空調が効きすぎていて、
販売中の木工品がどんどん反り始めた。。という話もありました。

ですので、正目、ということもポイントですが、それ以上に、
乾燥しすぎていないか・・・ということも大事ですね。
直茶日光に当てないで。という注意も、表面の劣化が進むこともありますが、
反りを防ぐためでもあります。

木工品の取り扱いは乙女のお肌のように、乾燥は大敵です^^

 

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つづく・・・