木工作家に聞く 木工の予備知識いろいろ


木工作家さんに聞く 木工の予備知識いろいろ


さいえでもいろいろと木製プレートが登場しているので、
取り扱い説明とは別に、ちょっとした豆知識など、
作家の甲斐幸太郎さんに教えていただいた木の特徴について、
まとめてみました!

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1木の種類―特徴

「木」はそれぞれ種類によって、重さ・密度・硬さ・香り・木目・色などなど、
それぞれにいろいろな特徴があります

甲斐さんによると、木はそれぞれの性質によって使われ方はいろいろあるそうですが、
食器には、この木でないといけない。というようなルールはないそうです。
でも、木の性質に合ったものが自然と選ばれてくるもの、とのことでした。

さいえで人気の商品、木製プレートのレッドオーク/ホワイトオーク/ウォルナット(くるみ) 、
は主に北米産。

オークは日本語で言うと、ナラ。
丈夫さ、固さ(重さもあるけれど)があって、高級家具に使われたり、
床にも使われたり、ウィスキーの酒樽にも使われる材です。

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さいえの長方形のプレートは、タモから、ホワイトオークになり、
重くなり、丈夫さが加わって、トレイとしてしっかりしたものになりました。

茶さじやお盆などには国産、桜、タモ、トチ、ケヤキが使われています。
これらは、それぞれ木目や色や固さなどもいろいろです。

2木が反る―仕組み

お盆やプレート。
オイル仕上げの木工は、木目や木の色をそのまま残した木の風合いが持ち味です。

そのため、直射日光や乾燥によって「木が反る」ことがあります。
木が反る原因は、
・木目の向き
・乾燥

です。
木は当たり前ですが、丸いものをカットして木材として使います。
中心から年輪が何重にも円が重なってできています、定規できっちり引いた線と違って、
プレートの裏と表でも、年輪の木目に差ができています。

そこで表と裏とで乾燥の度合いが違うと、乾いた方の表面が縮んで引っ張り、
木が反ってしまうのだそうです。
十分乾燥させられた木材でも、その場の環境で反ることはよくあることだそうです。

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このような真っすぐな木目は正目、と言って、反りが出にくい木目だそうです。

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でも、木目というと、こんな感じで独創的な感じが魅力でもあります。

今のところ、
甲斐幸太郎さんのプレートやお盆が反ったことはありません。
甲斐さんによると、とある売り場では、空調が効きすぎていて、
販売中の木工品がどんどん反り始めた。。という話もありました。

正目ということもポイントですが、それ以上に、
乾燥しすぎていないか・・・ということも大事ですね。
直茶日光に当てないで。という注意も、表面の劣化が進むこともありますが、
反りを防ぐためでもあります。

木工品の取り扱いは乙女のお肌のように、乾燥は大敵です^^
反りがひどくなると、元に戻らなくなることもあるので、
木工品が反って、カタカタ音が鳴らないかなどもチェックしてみてください。

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