木製食器の取扱い・注意点 #木工

木目がきれいで、あたたかみのある木製食器

割れないし、おしゃれなコーディネートも楽しめる!さらに、
使っていくにつれて、味わい深い表情を見せてくれます。
できるだけ長く使えて、すてきな雰囲気を作り続けてくれるうつわに育てていくためにも、
簡単に大事な注意ポイントをまとめてみました。
使い方のポイントや、木工の疑問など書いています。

 

***漆器と木工

漆器は上手に使っていれば、永久に使える。と言われるほど丈夫なうつわですが、
オイル仕上げなどの木工品は漆器よりもう少し、デリケートです。
表面は、オイル仕上げだけであったり、ウレタン塗装、または無塗装であったりします。

漆器は木が漆で守られていますが、木工はかなり無防備な状態と言えます。
その代り、私たちはきれいな木目や木の色を楽しめるので、
少しだけ注意して、木目や色を美しく保ってあげたいですね。
変化していく木の表面を楽しめることも木工の魅力ですので、
少しでも長く味わい深い木工を使っていきたいものです。

 

***使い方のポイント

漆器でも言われることですが、木工でも同じく、

木工のお肌は、乙女のお肌のように扱う!

というのが、ポイントです!

大事なポイントは4つ、

 

  • 直射日光はダメ!
  • 熱湯はダメ!
  • 濡れたままにしない!
  • 時々オイルで保湿!

 

という、乙女のお肌(木工のお肌)4大ポイントを押さえておけば、十分なのです。
*直射日光はダメ!*
直射日光は、木を反らるなど変形の原因になります。
日差しによって、木の表面が乾燥し過ぎると、亀裂が入ってしまったり、表面の傷みが進みます。
乙女のお肌同様、日焼け注意!で、乾かすときも日の当たらない、風通しの良いところで乾かしてください。
*熱湯はダメ!*
熱湯は漆の場合、漆がはげるので特によくないですが、
木工も、人の手に当てて大丈夫なくらいの湯加減で洗うのがおすすめ。
熱湯では、木の表面の油分がなくなり、傷みが進む可能性があります。
同じく、あまりにもアツアツのお料理の盛り付けも器にとっては負担の場合があります。ご注意ください。

他にも洗い方については補足があります。
・柔らかいスポンジで洗うこと。(ギザギザのスポンジ、タワシなどは表面に傷が付きます)
・洗剤はなるべく使わない。(熱湯と同じく、表面の油分がなくなり、痛みやすくなってしまいます。)
・油汚れ、しつこい汚れがある場合、無理に落そうとせず、やさしく洗ってください。
時間とともに、木目に馴染んで目立たなくなったり、味わい深いものに変化していきます。
なるべく、紙を敷いたりして、汚れそうなときは予め対策しておくことも大切です。
・電子レンジ・食器洗浄機は使用しないでください。高温・急加熱等で木が痛みます。
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*濡れたままにしない!*
オイル仕上げ、ウレタン塗装であっても、水気が残ったところから、
黒ずんでしまったり、カビの原因になったりします。
さらに、直射日光でなくても木が歪んでしまうこともあります。
洗った後は、濡れたままにせず、乾いた布で拭いて、風通しの良いところで乾かしてあげてください。
このあたりの感覚は、木製のまな板と近いかなと思います。
他のうつわちゃんたちよりも先に、さささと、拭いてあげてください。
無塗装のものであれば、必ず水分を拭き取ってください。無塗装のものは、木の種類によっては、すぐに黒ずんでしまいますので、お気を付け下さい

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さいえのぶたさんなべしきは、無塗装です。

気になる方は、オイル塗装などされてみても、いいかもしれません。さいえも今度やってみたいと思います。
【時々オイルで保湿!】
時間がたってくると、表面が乾燥して表面が白っぽい・・・とか、
汚くなってきた・・・ということが起こってくると思います。
そんな時は、食器に使用できるオイルで表面を保湿してあげるのがおすすめです。

食器に使用できるオイルって何?
ということですが、スーパーでも最近は見かけますね。
エゴマ油、クルミ油、あまに油
家庭で食用に使っています。という方もおられると思います。
これらのオイルは乾燥までの時間が早い油です。
オリーブオイルなどよりも、乾くのが早いそうです。

【木工品の簡単なお手入れ方法】
木工品に油を薄く塗り、キッチンペーパーなどで、表面の余分な油をふき取って、
木の表面にしっかり馴染んだら、乾かす。
木の表面にオイルが馴染むまで2~3回繰り返すと、膜ができ、シミになりにくくなります。

もちろん乾きの早いオイルの方が良いかもしれませんが、1枚だけとか部分的にということであれば、
食用のオリーブオイルを使う、のも緊急対策には良いかと思います。

そんな風に、少し汚れても、慌てず、少し気になったらお手入れ・・・という流れを繰り返して、
何年も使っていたら、素晴らしく味わい深いかわいい木の器になっているとよいですね。
少しかけたり、少し曲がっていても、これに乗せると、食べ物がおいしく見えるんだよー、
というような器に、ぜひぜひ育てていきたいです。

木製プレートライン入り
木製プレートライン入り

 

 

***木工の疑問

解決は難しいことも多いですが、対処法など。
・木は反ってくる?
直射日光を当てると、木が反ることがあります。と、説明でご案内しています。
木は本当に人間のお肌のように、表が乾燥して、隠れている裏は潤いがある。という状況が起こります。
どちらか一方が乾燥していると、木の木目が収縮するので、反りが出てしまいます。

作家さんに聞くと、元に戻せないくらい反る場合もあるそうです。

防ぐ方法としては、直射日光に当てないことが第一条件です。
どちらか一方だけが極端に乾いてしまう状況も避けた方が良いと思います。
エアコンが効きすぎる場所も、木工には適していません。
デパートのエアコンの風が当たる売り場で、
木が反ってしまって。。。という話も聞きました。

長期保管する場合も、ときどき様子を見てあげられるのが良いかもしれません。

いろいろな保管状況や、使用状況で、長い時間をかけて、少しずつ反りが出てきてしまう。ということも起こりえます。
なるべく、しまい込むよりは近くに置いて、使いながら様子を見てあげるのが良いかと思います。

また、木目によっても状況が違うそうです。
木目は、正目といって、まっすぐの木目のほうが、収縮する場合も差が出にくく、反りにくいそうです。
でも、木目には好みもあるので、反りについても考えますが、木目も楽しみたいところですよね。

木製プレート ホワイトオーク
木製プレート ホワイトオーク

ホワイトオークには、虎斑(とらふ)という模様があるものもあります。
木の栄養分が貯蔵されていた部分だそうです。これも木目の一つです。

 

そうは言っても、今のところ、さいえでは、木工が反ったことはありません。

・臭いが気になる
木工は木の臭いはどうなの?というご質問があります。
さいえで扱っている商品はオイル仕上げ、または無塗装ですので、木の臭いがします。
臭いが強い、と感じるものもあれば、臭いが弱くて気にならないものもあります。
臭いは木の種類によって違いが大きいです。
時間がたてば臭いがなくなる、ということも木によって違いが大きいそうです。

食べ物を直接置くことができます。と言ってはおりますが、少なからず臭いはありますので、
臭い移りの木になる方は直接食べ物を置かない方がベターです。
ペーパーナフキンや、ワックスペーパー、陶磁器の器などを、使って置くのが良いかと思います。
また、あたたかい食べ物の蒸気などで、よりにおいが強まることがあります。
温かい食べ物の時はペーパーを使うなど、対応していただければ使いやすくなると思います。
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オイル仕上げは、臭いを抑えることはできないので、お手入れでオイルをコーティングしても、やはり臭いは出てきます。
臭いの程度が気になる方はお問合せください。

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